【NSK】大阪・ミケランジェロでハイブリッドUVIJP「P5」のオープンハウスを実施
日本製図機工業㈱(以下NSK)は、1月18・19日の2日間、大阪の出力企業・㈱ミケランジェロ本社でオープンハウスを実施した。
これは、㈱ミケランジェロにDurst社のハイブリッドUVIJP「Durst P5(以下P5) 350」が導入されたことを受けて開催されたもの。同社は、一昨年前に東京支店で「P5」アジア1号機を導入。今回、大阪本社に2台目を設備し、更なる生産体制を整えた。オープンハウスには、大阪近隣の関連企業を中心に多数の来場者が来訪。「P5 350」の出力デモを中心に、多数の出力サンプルが展示された。
また、高生産ロールtoロールUVIJP「Durst Rho 312」、マルチカッティングマシン「Konsberg XL」などもデモを実施した。
「P5 350」は、ロール資材、ボード資材両方に対応した最大印刷幅3.5mのハイブリッドUVIJP。汎用性を徹底的に追求したという同機は、最大358㎡/hの出力速度を持ち、資材の複数セット、連続印刷、両面印刷など多彩な機能が特長。UVインクもCMYKのほか、ライト系やホワイト、グロスバーニッシュを用意している。
導入先である㈱ミケランジェロの髙橋美穂副社長は、「東京支店でP5の運用を開始したのと前後して、ボードへの出力の仕事が目に見えて増加してきた。今まで通りのロール出力をこなしつつ、ボード出力を追加しても問題ない生産性で非常に重宝している。今回、大阪本社に増設することで、更なる生産体制強化を図った」と話している。