【サインの森】看板製作会社に「2022年度コロナウイルスの影響」の調査を実施
(一社)サインの森は2月、会員社を対象に「2022年度コロナウイルスの影響」を調査するアンケートを実施。59社が回答し、コロナの感染、影響があることが分かった。
調査結果によると、「取引先や協力会社で感染者が出て仕事が滞ることがあったか」の問いに対し、28.8%がYesと回答=グラフ。対応策として「相対での打ち合わせから、 オンラインミーティングに変更」、「顧客に状況を伝え、納期を延ばしてもらった」、「同業者に手伝ってもらった」などが挙げられた。しかし「繁忙期だったため、他に職人を押さえることができず納期が遅れた」という企業もあった。
「学校などで感染者が出て社員がやむなく休暇を取ることがあったか」の問いには39%がYesと回答。対策として「在宅勤務に切り替えた」、「多能工の体制なので対応できた」、「休ませた際は雇用調整助成金で賄った」などという意見があった。
また人材や経営に関しても調査。「離職者が出ているか」の問いに対しては、42.4%が「出た」と回答。理由は体調不良や家庭の事情、他業種への転職など。
「採用状況」に関しては、69.5%が活動中。困っていることでは、「(若い人や施工人員の)応募が少ない」、「求人と求職者のミスマッチ」といった回答が寄せられた。
詳細はサインの森の会員社に公開。また新聞「総合報道2022年3月15日号」にも掲載。