【SDGs】「ユポグリーンシリーズ」で大型案件受注 環境配慮メディアを活用<PR>

 広告に関わるビジュアル制作およびプロモーション業の㈱イーストウエストは、社全体でSDGsに注力、業界に先駆けて様々な取り組みを実施している。

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 「環境に配慮した製作物を提案できないか」。同社はこのほど㈱日本HPのラテックスプリンターを導入し、㈱ユポ・コーポレーションのバイオマス樹脂配合メディア「ユポグリーンシリーズ」での出力サービスを開始。大手クライアントの要求品質を満たし、大型案件を受注した。今回は「ユポグリーンシリーズ」採用の経緯と決め手、使用感について話を聞いた。
(※写真左から:営業部部長・仲山貴志さん/営業部営業推進グループ次長・山根一晃さん/新横浜ラボラトリー部長・林真一さん)

―導入の経緯について教えて下さい。
山根さん(以下敬称略):当社はプロラボとしてスタートし、今年創業50周年を迎えました。銀塩フィルムによる高品位な電飾看板も売りのひとつでした。一方で高まるサステナブルへの取り組みを意識し、品質要求に応えながらも環境貢献できる提案を模索していました。そんな中、水性ながら印刷品質と耐候性を備えたHPラテックスプリンターに対応した、CO₂排出量削減と減プラスチックが叶うユポグリーンシリーズを多方面から比較検証を行い、これなら高品位な製品・サービスを提供し続けられると確信。サービスを開始しました。

―市場からどんな反応がありましたか?
仲山:かねてからお付き合いしている全国展開の化粧品メーカーに、銀塩フィルムからの切り替えを提案しました。普段色校を週2回のペースで進行するほど品質に厳しいクライアントですが、環境に関する世論やこれまで培ってきたクライアントの信頼関係もあり、一発で採用されました。受注量の面でも、昨年銀塩フィルムで販売した量を超える大きなボリュームを見込んでいます。
:銀塩フィルムの品質に近づけるべく、発色や濃度などを試行錯誤しクオリティーを高めました。これまでのメディアは透明だったのに対して、ユポグリーンシリーズは乳半ですが、白の抜け感がすばらしく、よほど目の肥えた方でないと違いが分からないレベル。サイネージと比較してもユポグリーンシリーズは明るく、人の目に留まりやすい。

―HPラテックスプリンターとの相性は?
:平滑性が高く、長尺の印刷で精度が保てます。熱には注意が必要ですが、問題の起こらない設定を見つけています。苦労したのはラテックスインクのコントロール。化粧品業界で頻繁に使用されるナチュラルなカラー表現です。デフォルトのプロファイルは屋外看板を想定したビビッドなものとなっており、繊細な仕上げを表現するまで時間が掛かりました。
仲山:施工面でも課題がありました。銀塩フィルムに比べユポグリーンシリーズは薄いためコシが無く、取り扱う職人の慣れが必要。またアクリル板のすき間に差し込むタイプのサインの施工の際、ラテックスインクがこすれることもありました。これは練度を上げるしかないですね(笑)。

HPラテックスプリンター。イーストウエストは4台保有する


―クライアントにセールスで訴求していく点は?

仲山:ユポグリーンシリーズの魅力は①高品質なビジュアル、②運用の安定性、③白の抜け感です。セールストークは『コストアップせず環境配慮製品に』。クライアントに〝環境配慮製品=コストが高い〟 という固定観念があったために、品質とのバランスの良さで受け入れていただけました。
山根:実際、高品質な環境配慮製品を求める問い合わせが複数来ています。品質面は自信をもってセールスできますので、環境配慮製品の有力な選択肢として、採用事例の増加を見込んでいます。

―SDGsに関する取り組みについて今後御社の展開を教えてください。
山根:今は品質と納期に加え、付加価値を与えないと生き残れない時代。①HPラテックスプリンター+ユポグリーンシリーズで減プラ&CO₂排出量削減、②自社工場「新横浜ラボラトリー」での「100%再生可能エネルギー」使用、③操業による廃棄物は80%再資源化。これら取り組みを環境配慮企業イーストウエストの〝ブランド〟として確立していきたいです。

サイン・ディスプレイの専門紙「総合報道」 2022年6月5日号にも記事を掲載しています

■記事に登場した製品の特長
第4世代HP Latexインクに対応するユポグリーンシリーズ製品は2種類(数値は1㎡あたりの原料ベース)

①BLRG 150(半透明/電飾看板用)  
・ユポ特有の光の乱反射を利用するバックライトポスター(電飾看板)に最適なメディア
・一般的なPET系メディアと比較すると、減プラ…32%、CO₂…40%、比重0.33g/㎤の削減効果
 
※ユポ・コーポレーション調べ


※カーボンフットプリントコミュニケーションプログラム基本データベースver.1.01(国内データ)よりユポ・コーポレーション算出

②FEBG 130(白色/ポスター・タペストリー用)
・従来のUVインクジェット向けで実績のある200μmから130μmと薄手化による環境負荷軽減が可能
・従来品「FPU 200」と比較すると、減プラ…38%、CO₂…33%削減効果

※ユポ・コーポレーション調べ


※カーボンフットプリントコミュニケーションプログラム基本データベースver.1.01(国内データ)よりユポ・コーポレーション算出

■今回取り組みを紹介したイーストウエストのお知らせはこちら
 ユポグリーンシリーズ 電飾フィルム 特殊構造で大幅な減プラ効果を発揮。バイオマス樹脂配合で、さらにCO₂削減に貢献
■ユポ・コーポレーションのお知らせはこちら
 HP社の第4世代水性Latexインクで「ユポグリーンシリーズ」の印刷が可能に

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