【滋広美】びわこタウンミーティング 高所作業車で点検作業など

　滋賀県広告美術協同組合（滋広美）は11月11日、高島市安曇川公民館で、「第9回びわこタウンミーティング」を開催。組合員や各行政団体、県景観審議委員など41人が参加した。
　第1部では、「安全点検を体験しよう」をテーマとして、近隣の農業協同組合（JA）屋上看板を点検対象に、行政担当者が高所作業車に同乗し、点検作業体験を実施した。
　第2部では「屋外広告物法について」と題し、国土交通省近畿地方整備局河野秀斗課長が基調講演を実施。続いて「点検の現況と課題から官民による実効性のある取組みを求めて」をテーマに、3グループに分かれて業界・行政担当者によるディスカッションを行った。討議では、安全点検の有資格者や点検調書での精度の問題、所有者と業界との関わり方、違法・放置看板の扱い、業界と行政の取り組みのあり方など、多岐にわたる諸課題について活発な意見交換がされた。
　なお会場では、10月に開催された「第62回公共サイン美術展」に滋広美組合員が出品した11作品(うち4作品が入賞)をホールで展示、一般にも披露された。

詳細は新聞「総合報道」2022年11月25日号に掲載。