【DNP】「広告付タクシーシェルター(屋根・雨風よけ付待合所)」のデジタル化実証実験に参画
大日本印刷㈱(DNP)は、(公財)東京タクシーセンターが管理し、ヴィスタコミュニケーションズ㈱が運営する「広告付タクシーシェルター(屋根・雨風よけ付待合所)」の広告面におけるデジタル化実証実験に「DNPモビリティポート」のシステムを供給している。
「DNPモビリティポート」は様々なモビリティ(交通)の結節点で、交通と周遊促進のシステムの連動による情報発信を行うことでシームレスな移動を実現、人の移動が交差する“にぎわい”の創出によって地域活性化をサポートするシステム。今回の実証実験は同システムの基幹となる屋外用デジタルサイネージ(以下DS)と広告・公共情報の発信機能を提供。「広告付タクシーシェルター」に設置するDSに災害や鉄道運行状況等の公共情報を発信することで、より利便性、公共性の高いタクシー乗り場の運用を実証していく。
「広告付きタクシーシェルター」のデジタル化実証実験は下記の通り。
目的:東京タクシーセンターは、タクシー事業の公益性をより高めるための試みとして今年12月1日現在、19カ所で「広告付タクシーシェルター」を設置。今回、この中の3カ所でポスター貼付用の広告スペースをDSに交換。災害や鉄道運行状況等の公共情報の発信機能を持たせる実証実験を行っている。利便性・公共性の高いタクシー乗り場でDSを活用した情報発信を行うことで、周辺の通行に対する安全上・都市景観上の支障が出ないかなどを検証したい考えだ。
実施場所:山王パークタワー前(11月1日~)、コレド日本橋前(12月1日~)、 青山OMスクエア前(調整中)
実施期間:約半年
(写真は山王パークタワー前での設置事例)