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【講談社】漫画「ザ・ファブル」大阪ジャック。広告規制で拳銃をサンマに

 ㈱講談社は11月、漫画『ザ・ファブル The second contact』5巻の発売を記念し、作品の舞台である大阪各所に広告を掲出した。
 第1弾は11月7日から13日まで、主人公である凄腕の殺し屋・佐藤明が持つ「拳銃」が「サンマ」に置き換わったグラフィックを出稿。「※広告規制により、サンマを持たされています。」のコピーを添え、吹き出しの内容も「コンプライアンスだ――」、「そうだ――、プロはサンマでも宣伝できる――」など広告と絡めたセリフにした。
 第2弾は11月14日から20日(一部30日)まで、2パターンを展開。1つ目は「ザ・パープル」や「ザ・ファーブル」などタイトルが駄じゃれになり、最後に「正しくはザ・ファブル」と紹介するもの。もう1つが、実写の人物が「これは将来、古典になる名作かもしらんで。読んでないけど――」などと街頭インタビュー風にコメントするもの。
 暴力的・反社会的な内容などが掲出できない“広告規制”を逆手に取ったような今回のデザインについて、講談社の担当者は「銃を別のものに置き換える構想は、複数上がった案の1つ。バナナなどの案もあったが、作品との親和性(※主人公の好物がサンマ)と季節感から選んだ」とコメント。また掲出後の反響については、「編集部も作者の南勝久氏も『面白い』と思って制作したので、多くの人に楽しんでもらえて良かった」と話した。
 企画、デザインは㈱博報堂が手掛けた。

※新聞「総合報道」12月5日号では出稿媒体一覧も掲載

第2弾(駄じゃれ)

第2弾(インタビュー)

 

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