【野原ホールディングス】地質標本館協力のもと、岩石の顕微鏡写真から壁紙の新製品を1月17日に販売

 野原ホールディングス㈱は、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)の技術コンサルティングを活用し、地質標本館協力のもと、岩石の顕微鏡写真から壁紙の新柄を1月17日から販売する。
 同社が販売する壁紙は地質標本館所有の岩石薄片1点につき24枚に分割して顕微鏡写真を撮影。デザイン制作の素材として合計500枚ほど撮影、面積にして1つの岩石薄片を約700倍にしたスケール感を壁紙に表現したもの。石目を構成するモチーフが非常に細かいため、大壁面でも自然な印象となり、遠くから見ると一般的な石目のように見えるデザインも近くで見ると全く異なる質感や表情を見せる点もラインアップの特長としている。
 同社は、デザイン制作について通常地質研究の範囲に限られていた世界を、インテリアとして表現できるサイズまで拡大することで、岩石の新たな魅力の発見に繋がることを願った。また、岩石薄片が創り出す自然のデザインから地球の歴史に思いを馳せたり、顕微鏡写真の美しさを感じ取っていただきたいという思いで商品化したという。
 なお、同館1階エントランス横の廊下部分にはラインアップの一部を実寸サイズで5月31日まで展示するほか、今でも火山活動が活発な東京小笠原諸島に位置する西之島や、世界遺産に登録された富士山のデザインも観覧できる。 

 製品概要は下記の通り。
製品名:GeoMicro
№:CRGM001 – 013
色:各1色
価格:1mあたり4500円(税別、送料別)

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