【ミマキエンジニアリング】JPデモセンターを移転 東京・大崎に同社ソリューション集結
㈱ミマキエンジニアリングは、東京・五反田のJPデモセンターを大崎に移転。4月19日から営業を開始した。
JPデモセンターは、大型製品を中心に設置し、同社ソリューションによるビジネス提案を行う場所。各機種の専門要員によるデモや試験、評価、プライベート展示会などを行っている。今まで五反田・TOCビルに構えていたが、大崎にある東京支社との距離があり、製品ごと見学場所の移動に時間が必要だった点と、床荷重、搬入口の制限のため、設置機器の制限が出ていたことから移転を決定した。
新デモセンターは、東京支社から徒歩2分に立地。床荷重1.5t/㎡に耐えられる場所で、多数の機種を展示しているほか、具体的な用途提案を見据えた出力サンプルを用意した。壁紙プリントやウインドウグラフィックスといった成果物も掲出されている。
展示機種は、大型フラットベッドUVIJP「JFX600/200」や新発売のマルチカッティングマシン「CFX」、同社初のDTFプリンター「TxF」をはじめ、41機種47台の製品を設置。6月には、国内初となる米・EFI社の新型スーパーワイドUVIJP「EFI VUTEk D3r」を搬入予定だ。
新JPデモセンターの開設に先立ち、4月18日には同所で関係者と報道陣を招いた見学会と開所式を開催した。
開所式は、見学会の後午後5時から大崎・ニューオータニイン東京で挙行。主催者と来賓によるテープカットが行われた後(写真)、池田和明社長が「デモセンターの移転により、使いやすく、アクセスしやすい環境が大崎に集結した。昨年には東京支社内に開発センターも設立。この地を中心に、お客様の生産性向上に貢献できる製品の開発・提案をしていく。今後もデジタルプリントを中心としたイノベーションを起こし、更なる成長を目指していく」と挨拶した。