【Cop】AI技術を活用したトラック広告の実証実験開始

Cop、Essen、トラック広告のDOOH化で協業

 ㈱シーオーピーは、6月2日に㈱Essenと業務提携契約を締結したことを発表した。同時に、6月5日よりAI技術を活用したトラック広告プランの実証実験を、神栄運輸㈱との3社共同実施で開始した。

 「WithDrive トラック広告プラン」は、車両広告で商品やサービスを拡大させたい広告主と、広告掲載による収益を得たいドライバーをマッチングさせるサービス。広告を掲載する運送会社は、国土交通省が推進する「安全性優良事業所」の認定制度であるGマーク認定事業所又は同等以上の安全管理体制ができている優良企業に限定にされ、広告主は安全が保証された事業者のトラックに広告を掲載でき、あらかじめ走行経路も把握しているので追跡をすることも可能。
 車両ラッピング広告は移動しながら広告を見せることができることから、多くの人の目に触れやすく、広告効果が高いとされており、特に地域限定の販促活動や宣伝に強みを持っている。その一方で、従来のOOH広告と同様に「広告効果の推定が不十分」、「広告効果の最適化が困難」、「デジタルメディアとの比較が不可能」などの課題を抱えていた。
 そこで、車両ラッピング広告もDOOH化することにより効果推定をより高度化・多様化していこう、という試みが同実証実験を実現させた。最新テクノロジーによる車両ラッピング広告のデジタル化で、「成果が見える仕組み化」を徹底。車両のリアルタイムのGPS情報と人流データを活用することで広告の表示回数・効果の測定を行う。広告費用もこのデータに基づき、「広告が閲覧された回数」に応じて料金換算される(別途広告作成費は必要)。今後は、AI技術による広告の設計・ターゲティングの最適化により広告主のROI向上に取り組んでいく。

 実証実験は川崎市や横浜市を中心とした神奈川エリアにて実施。随時エリア拡大していく予定。

Cop、Essen、トラック広告のDOOH化で協業

ラッピング場所の一例

Cop、Essen、トラック広告のDOOH化で協業

AI技術により広告効果を見える化

 

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