【明治、津軽鉄道】青森県「風鈴列車」が今年もきのこの山・たけのこの里とコラボ

　㈱明治と津軽鉄道㈱は8月16日(水)〜31日(木)の期間、津軽鉄道・走れメロス号に、「きのこの山」「たけのこの里」を模した風鈴を飾った『きのたけ風鈴列車』として運行させると発表した。2社のコラボレーションは昨年度も行われている。

　2020年に実施された「きのこの山」「たけのこの里」に対する愛の深さを47都道府県ごとに分析した調査で、青森県は最も同製品の夢を「よくみる」県だという結果が出た。明治は青森県について調べ、1982年から津軽鉄道・走れメロス号が車内に風鈴を吊るして涼を演出する「風鈴列車」となることを知り、コラボレーションを打診したという。
　昨年同様、今年もヘッドマークや車両内を特別仕様にし、「きのこの山」「たけのこの里」を模したオリジナルの風鈴を吊るすなどの装飾を加える。津軽五所川原駅・津軽中里駅には専用の冷蔵庫を設置し、“冷やした”「きのこの山」「たけのこの里」（小袋）を無料配布する。さらに、今年はより多くの人の目に触れるように、車外ラッピングも増やし、限定1000個のオリジナルコラボグッズ配布や、フォトパネルの設置も行うそうだ。
　担当の津軽鉄道 総務課の白鳥氏は「昨年はまだ行動制限がある中にも関わらず、明治とのコラボのお陰で多くの利用者に楽しんでもらえた。今年は行動制限も解除され、海外からの観光客も増えることが予想されるので、“冷やし”「きのこの山」「たけのこの里」の配布数も5555個（昨年実績4400個に対し126%増）を目指す」と語った。

昨年運行したコラボラッピング電車

きのこの山、たけのこの里を模した風鈴が車内や駅構内に吊るされる

２駅で無料配布される小袋のきのこの山、たけのこの里が、専用の冷蔵庫で冷やされている