【東京メトロ】「Tokyo Metro Vision」LBﾏｰｹｯﾄﾌﾟﾚｲｽ活用のDOOH広告配信を全9路線19,492面に拡大

　㈱メトロアドエージェンシーと㈱LIVE BOARDは共同で、東京メトロ東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線、副都心線の車内ビジョン計13,680面の「Tokyo Metro Vision」を、10月9日よりLIVE BOARDマーケットプレイスへ試験的に接続・連携する試みを開始した。
　「Tokyo Metro Vision」は東京メトロ全線に搭載された車両ビジョン。東京メトロの利点である他社路線への乗入れにより、都心部からその先へ膨大なリーチを獲得することができることが特長で、通常の広告枠のほか、天気予報やニュースといった様々なコンテンツと連動した商品設定もある。「Tokyo Metro Vision」とLIVE BOARDマーケットプレイスは、2022年12月より東京メトロ日比谷線2,464面、2023年3月より東京メトロ銀座線・丸ノ内線計3,348面と連携を開始しており、今回の実施により東京メトロ全９路線計19,492面との接続が開始されることとなる。
 当該デジタルメディアは配信期間と回数を指定した従来の販売方法に加え、NTTドコモの位置情報データ等および解析技術により、駅ごとに鉄道車両内における乗車人数・視認者数を推計するモデル開発を実現。広告を実際に視たと推定できる人数をベースにしたインプレッション（視認者数）販売も可能となる。
　両社は今後も交通広告の効果的・効率的な運営を実施することで、デジタルOOH市場の拡大に向けた新たな価値創造に取り組むとともに、多様なライフスタイルに適応した広告配信の実現をさらに推進するとしている。