【森ビル】アート集団チームラボと手がける「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」が来年2月上旬、麻布台ヒルズに移転
森ビル㈱は、アート集団チームラボと手がける、森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス(以下、チームラボボーダレス)を2024年2月上旬、麻布台ヒルズに移転オープンする。
チームラボボーダレスは、チームラボの境界のないアート群による「地図のないミュージアム」として18年6月、東京・お台場にオープン。移転のため昨年8月に閉館した。
来年2月上旬オープンのチームラボボーダレスで発表される作品群のうち、世界初公開となる「Bubble Universe」と「Megalith Crystal Formation」の2作品空間の展示を決定、世界でここでしか鑑賞できない作品により、チームラボボーダレスはこれまで以上に
「日本・東京のデスティネーション」として進化したい考えだ。
世界初公開の2作品空間の詳細は下記の通り。
・「Bubble Universe」は、チームラボの新たなアートプロジェクト「認知上の存在」をテーマにしたインタラクティブな作品。展示空間は無数の球体群によって埋め尽くされ、それぞれの球体の中には、異なる光の現象が入り混じるもの。同作は、認知と存在、そして、人間が世界をどのように見ているのかを模索すると同時に現象が環境との連続的な関係性の中に存在することを示唆した
・「Megalith Crystal Formation(work in progress)」は、チームラボボーダレスの世界を構成する様々な作品群が、部屋から部屋へと移動し、入り込む。作品の一つである「花と人 – Megalith Crystal Formation(work in progress)」は、コンピュータープログラムによりリアルタイムで描き出される花々が誕生と死滅を繰り返す。また、花々は来場者の振る舞いにインタラクティブに反応しながら変容するため、今この瞬間の絵は二度と見ることができないという。
(写真は、チームラボ「Bubble Universe: 実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境によって生み出される光」©チームラボ)