【JCD、DSA】日本空間デザイン賞2023

日本空間デザイン賞2023

 (一社)日本商環境デザイン協会(JCD、窪田茂理事長)と(一社)日本空間デザイン協会(DSA、出原秀仁会長)は10月20日午後4時から、「日本空間デザイン賞2023」贈賞式を東京都品川区五反田の東京デザインセンターで開催した。
 開会挨拶では両協会から代表1人ずつが登壇、窪田理事長は「コロナで思ったように仕事が進まないこともあったが、デザイン業界はそれに適応し、今までとは違う流れを感じた」、出原会長は「プロとはほんの些細な変化に気づき、大胆に加工しまとめ上げる力を持つ。今回入賞した作品にも審美眼と課題解決の意志を強く感じた」とそれぞれ語った。
 募集部門は商業空間や博物館、オフィス空間 など11部門が設定され、総数779点の建築物や公共空間などが応募された。
 各部門からは銅賞・銀賞・金賞がそれぞれ発表され、壇上では代表者に賞状と盾が贈られた。そのほか、今年からは審査員特別賞が設けられ、第3次審査員11人がそれぞれ独自に推薦する作品を、金銀銅賞以外から選出した。
 また各部門金賞作品の中からさらに審査を重ね、大賞として「KUKAN OF THE YEAR 2023」(日本経済新聞社賞)3点を発表【受賞作品は後述】。午後6時からはトークセッションが開かれ、大賞3点のデザイナー3人がコメントを寄せたり、参加者からの質問に答えたりした(うち1名欠席につき代理人)。

【詳しい取材内容は総合報道2023年11月25日号に掲載】

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