【IJPCA】「研修会・忘年会」を12月1日に開催。アイエスジー文化研究所の小島一仁氏が講演

　インクジェット出力事業協同組合（IJPCA）は12月1日午後1時40分から、「研修会・忘年会」を東京・台東区の浅草文化観光センターで開催した。
　開会に先立ち、永井理恵理事長は「印刷業界も厳しい状況下だが、当組合として新たなことにチャレンジしていきたいと思っている。第2部の各委員会の打ち合わせでは開幕まで500日を切った大阪・関西万博の共同受注事業など来年に向けた組合活動を皆さんと話し合っていきたい」と挨拶。

挨拶する永井理恵理事長

　第1部は、「サインの今まで そしてこれから～Now And Then～」のテーマでアイエスジー文化研究所・小島一仁氏が登壇。小島氏はプロフィール紹介を兼ねたサイン業界の変遷（インクジェットプリンターやメディア）などを語った後、「これからの会社で活躍するのは女性。女性が生き生きと働く職場は活気がある。経営者の皆さんはぜひ、社内を少しでも楽しい雰囲気を作ると、女性も根づくのではないか。また、私は縁あってミマキエンジニアリングに属しているが、アフターケア担当が多い。マシンの出力速度、品質も大事だが、万一の故障時に電話対応できる社員を揃えているのが当社の強みだと改めて感じている。プリンターやラミネート機はいつか壊れる。定期メンテナンスや日ごろからの本体清掃などが重要」と述べ、結びに必要な3つの力として「柔軟力」「対応力」「提案力」を説明した。

講演する小島一仁氏

講演の一部

　第2部は「各委員会の打ち合わせ、大阪万博に関する報告」。永井理事長が組織拡大、共同受注、情報活性化の各委員会活動を報告。参加者からは東北の会員が増えたことに合わせた現地交流会（来年、仙台で開催予定）の開催希望などが上がり、5時前に閉会した。
　忘年会は葵丸進に会場を移して5時半から開催。和やかな歓談の中、浅草名物の天丼を食べながら有意義な情報交換し、7時半に散会した。