【紫式部プロジェクト推進協議会】大河ドラマ「光る君へ」(NHK)の放送に合わせ、「光る君へ」のラッピング装飾を施した電車とバスの運行を開始
大河ドラマ「光る君へ」(NHK)の放送に合わせ、主人公の紫式部が生涯で唯一、都を離れて暮らした福井県越前市で「光る君へ」のラッピング装飾を施した電車とバスの運行が開始された。
これは、越前市の情報発信、文化振興などに取り組む官民組織「紫式部プロジェクト推進協議会」が、福井鉄道㈱と連携して制作。紫式部役の吉高由里子さんの写真、紫色を基調とした華やかで優美な平安時代を連想させるデザインで大河ドラマや越前市をPRしている。
電車は、次世代型低床車両 「フクラム」(F1004号車)を使用。3両編成で福井鉄道福武線(たけふ新~福井駅・田原町)を中心に2月10日から12月末まで毎日運行。越前市だけでなく、県都の玄関口となる福井駅周辺や鯖江市内も走行している。車両には「紫式部が暮らした福井県越前市」というメッセージや「光る君へ」のロゴなどとともに、片面には穏やかな表情を浮かべる紫式部を、もう一方には月夜に空を見上げる姿を掲載している。
バスは、2月23日に開館した「光る君へ 越前 大河ドラマ館」への交通手段として同日から運行。3月15日までは大河ドラマ館とJR武生駅を結ぶシャトルバスとして1日7往復運行する(運賃は無料)。また、北陸新幹線の越前たけふ駅が開業する3月16日以降は、越前たけふ駅で新幹線を降りた後の2次交通として大河ドラマ館のほか、市内ホテルやハピラインふくい武生駅(旧JR武生駅)などを周遊。毎日5時台から23時台までの17本を運行する(運賃は500円)。
なお、「光る君へ 越前 大河ドラマ館」は、大河ドラマ「光る君へ」の放送に合わせ、越前市の武生中央公園・屋内催事場「しきぶきぶんミュージアム」内にオープン。大河ドラマの魅力を深掘りする展示やオリジナルの動画コンテンツなどを通し、紫式部と越前の関わりを知りながら「光る君へ」をより楽しめる内容。ミュージアム内には大河ドラマ館のほか、式部の創造力を体感できる幻想空間「越前歴史展示」や、お土産やグッズを購入できる「お土産処 光る越前SHOP」も用意している。