【大阪メトロアドエラほか】ブランド企業がOOH広告で「アテンション」を得るための広告クリエイティブを科学的に調査
㈱大阪メトロアドエラは、㈱電通、㈱博報堂DYメディアパートナーズ、Hivestack Japan㈱、㈱パス・コミュニケーションズ、(一社)日本広告業協会/OOH新共通指標策定プロジェクトと共同で、交通・屋外広告(Out-of-Home: OOH、以下OOH広告)のクリエイティブに関する調査を実施した。
広告のインプレッション、リーチの先の効果指標として、広告にどのぐらいの注目が集められているかということを表す「アテンション」という言葉が、欧米の広告業界でも使われだしている。このアテンションを高めるための変数として、今回は「サリエンシー(目立ち度)」(※1)に注目し、広告効果を向上させるクリエイティビティはどのようなものかについて、科学的分析を目指した調査を行った。
この調査では、OOH広告のアテンションを高めるための要素をまとめ、効果的な広告クリエイティブ制作に役立つ知見を共有し、OOH業界全体の進歩を促進。OOHるクリエイティブを生み出すことは、激しい競争市場でブランドが成功するために不可欠で、この共同調査から得られる成果が、広告業界に与える影響に期待しているという。詳細な情報は今後セミナーやカンファレンスなどで提供する予定だ。
(※1)サリエンシー:注目される視覚的要素の顕著性(=目立ち度)を計算するモデル。例えばあるビジュアルが視覚に与える刺激の特徴に基づき、アテンションがどのように向けられるのかを予測するために使われる。