【ローランド ディー.ジー.】低溶剤インクジェットプリンターの最新モデルを発表

 ローランド ディー.ジー.㈱は7月9日、広告・看板製作用の大判インクジェットプリンター「TrueVIS(トゥルービズ)」の新製品として、低溶剤インク対応のプリント専用モデル「XP-640(最大用紙幅1625㎜対応)」を発表。同日販売を開始した。
 スタガーに配置された新開発のプリントヘッドは、より微細なインク滴を高密度かつ高速に吐出。その性能を最大限に引き出すための新しい高速データ制御技術の搭載で、高精細な画質をよりスピーディに表現することが可能に。8色塩ビの標準モードで15.2㎡/時、4色塩ビの標準モードでは22.5㎡/時の高い生産性を実現した。
 新しい低溶剤インク「THインク」は、CMYKに加え、オレンジとグリーンの特色、新色のレッドインクを採用。さらに、従来のインクに比べ1mlあたりの単価も抑えるとともに、プロファイルの改善によりインク使用量を低減している。

関連記事一覧