【DSC】「デジタルサイネージアワード2024」の受賞作を発表。今年度のグランプリは「東京ドームシティビジョンズ」が受賞
(一社)デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)は6月12日、「デジタルサイネージアワード2024」の受賞作を発表した。
同賞は、公募したデジタルサイネージ(以下DS)作品の中から優秀な作品を選出・表彰。DS市場をさらに活性化するのが目的に実施している。
対象作品は23年1月以降に発表されたDSコンテンツやハードウエア、システム。今年度は4月10日~5月10日までWeb上で作品を募集。5月のWeb審査会でグランプリ1点、優秀賞10点を選出。「デジタルサイネージジャパン2024(6月12~14日)」の会場で発表および授賞式が行われた。
今年度のグランプリは「東京ドームシティビジョンズ」が受賞した。応募者は㈱東京ドーム、三井不動産㈱、㈱ジェイアール東日本企画、㈱竹中工務店、&Form、㈱ホシノアーキテクツ、パナソニック㈱エレクトリックワークス社。
審査会では、グランプリ作品について「アミューズメント施設全体をサイネージで演出、従来の〝点〟ではなく、〝面〟で体験価値を提供した点は評価できる。また、異形サイネージを効果的に使用し、環境演出と広告ビジネスを両立させている点もポイント」「ドームシティの全域に設置された形状の違うLEDビジョン・モニター群で、本来の〝エンターテインメント性の追求〟に加え、〝新たな価値を持つDOOHの創出〟〝周辺地域との共創〟〝防災・防犯力向上〟など新しいリアルエンタメのカタチを発見できた」という声が上がった。
(写真は今年度のグランプリ作品「東京ドームシティビジョンズ」)