【IJPCA】浅草で研修会を実施 デジプリ壁紙を活用した写真展を紹介

 インクジェット出力事業協同組合(IJPCA)は7月4日午後1時半から、台東区・浅草文化観光センターで研修会を実施した。
 冒頭、永井理事長は「昨年頃から少しずつ会員数が増えており、今日も複数の企業が遠方からオブザーバーとして参加頂いている。今回は3本立ての長丁場の研修となるが、組合の雰囲気を感じながら、何か一つでも得るものがあれば幸い」と挨拶した。
 第一部は、会員である㈱橋場グランド社の河合恒彦氏が、6月にドイツ・デュッセルドルフで開催された印刷関連資機材展示会「drupa 2024」の視察レポートを報告。主にプリンター関連の新製品情報や興味を持ったブースを動画で紹介した。
 続いて、第二部として㈱エフシーバンクの鈴木智久氏が「今すぐできる金融所得のお話し」の演題で講演。現在起こっている経済課題を解説し、事業承継やM&A、企業価値向上を図る方法について説明した。

トークセッションを行う小平氏。

 第三部は、まず会員の㈱K3・君和田重則氏が登壇し、デジタルプリント壁紙のトレンドを解説するとともに、ケーススタディとして、宮崎県・㈲キャンバン、愛知県・㈱ハットリマーキングで行った写真家・小平尚典氏の個展「スティーブ・ジョブズ展」を紹介。小平氏が壇上に上がり、スティーブ・ジョブズとのエピソードや写真展で使用したデジタルプリント壁紙の有用性を語った。
  その後、場所を移して5時半から懇親会を実施。和やかな歓談と活発な意見交換が行われ、8時に散会となった。

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