【ミマキエンジニアリング】ダイレクト昇華と昇華転写プリントを1台で実現する3.2m幅スーパーワイドハイブリッドプリンタ「TS330-3200DS」を発売
㈱ミマキエンジニアリングは9月4日、大判ソフトサイン用途およびホーム・テキスタイル市場に向けて、ダイレクト昇華プリントと昇華転写プリントの両方を一台で出力できる3.2m幅Roll to Rollインクジェットプリンタ「TS330-3200DS」の発売を発表した。
同製品は最大3.2m幅の布地へのダイレクトプリントと昇華転写紙のプリントの両方に対応したハイブリッドプリンタ。ダイレクトプリントにより布地に印字されたインクが裏面まで浸透することで両面可視効果を得られるソフトサイン製作に加え、厚手の布地や伸縮しやすくダイレクトプリントに不向きなインテリア用の布地への昇華転写プリントによるインテリアファブリックの製作が可能となっている。
布地へのダイレクトプリントにおいては、布地の裏面のインク汚れを防止する「スペーサ」と安定した生地搬送を可能にする「引っ張りローラー」を搭載し、生地のたるみを抑えてシャープな画質を安定して出力する。
さらに、転写紙のプリントにおいては着脱可能なプラテン(プリント盤面)を搭載することでプリント部での転写紙のしわを低減させ、長尺プリントでもヘッドの擦れによる基材の無駄を削減するという。
▼布地のダイレクトプリント用「引っ張りローラー」
▼着脱可能なプラテン