【発研セイコー】グループ会社のAIZを通じて販売している、金属部材を曲げ加工するベンディングマシン「BJシリーズ」の新機種(2種類)を10月29日から発売
㈱発研セイコーは、グループ会社のAIZ㈱を通じて販売している、金属部材を曲げ加工するベンディングマシン「BJシリーズ」の新機種(2種類)を10月29日から発売した。
AIZは、これまで加圧力100~200tの油圧ドライブ式加工機の3機種を発売。近年、金属部材の曲げ加工は中小サイズ部材で作業効率化や省エネのニーズが高まっていることから〝中小部材の加工〟に適した2機種(EBJ-1360-0.35、BJ-ABC-1200-0.35)を用意。既存の油圧ドライブ式による中・大型部材用加工機(3機種)と合わせ、全5種類となった。 「EBJ-1360-0.35」(写真右上)は、電動サーボドライブ式を採用。同等性能の油圧ドライブ式加工機に比べ、エネルギー消費を約3割抑制。油などによる汚れが付着する心配がなく、クリーンに作業できるほか、オイル交換の必要がないため、メンテナンス作業の負担を軽減するのが特長。また、「D軸用高精度リードスクリュー」を搭載することで、加工時の曲げ精度を確保できるという。
「BJ-ABC-1200-0.35」は、長さ1200㎜までの中小部材を使い勝手に良い油圧ドライブ式により、高精度で効率的な加工を実現。各軸の現在値が加工目標に一致するよう目標値を微調整する機能を搭載している。
(写真は「BJ-ABC-1200-0.35」)