【発研セイコー】自由自在な発想でデザインできる屋内用樹脂製サイン(切り文字風)「3Dアートレター」の本格受注を開始
㈱発研セイコーは、自由自在な発想でデザインできる屋内用樹脂製サイン(切り文字風)「3Dアートレター」の本格受注を開始した。
これは、設計者によるCADデータを基に複雑な立体形状や、一般的な切削加工では難しい形状に対応する独自の製造工程を確立したもの。主な製品特長は、「線が細くて腰高の文字デザイン」や「立体を組み合わせるロゴマーク」などを切り文字風サインで表現できる。
これまで一般ルーター、4/5軸加工機による切削加工は手間や工数が掛かりすぎるといった課題を、同社独自の工程により1ユニットごとに一体加工できる。1ユニットの加工範囲は縦横高さともに250㎜。豊富なカラーバリエーションから素材色を選択できるほか、箇所別に色分けも可能。製作期間は、自社内で構築した一貫体制により1週間程度~(ただし、個別の注文数量によって変動)。短納期対応のほか、小ロットから量産ニーズまで対応する。
なお、同製品は素材にPLA樹脂(ポリ乳酸)をメインに採用。トウモロコシやジャガイモといった植物由来を原料にしたプラスチック素材のため、廃棄してもCO2や水に最終的に分解されるので、環境への負荷低減に貢献できる。また、耐熱性や耐候性の高いプラスチック素材(PETG樹脂など)も選択が可能だ。製作書体はセリフ体や装飾文字のほか、ロゴマークなどに対応する。価格はオープン。