下赤塚駅ホーム上で看板落下、池袋ではビルの外壁落下 破片でけが人も
新聞「総合報道」では1月に発生した落下事故関連のニュースをまとめた。
1月12日午後12時40分ごろ、東武東上線下赤塚駅(東京都板橋区)のホーム上で、高さ約1.9mの壁面に設置してあった看板が落下。けが人はなかった。
落下したのは縦60cm×横3m×厚さ15cm、重さ約30kgの、アルミ板枠にアクリル板製の看板。大平板にビス留めされていた。内照式の電飾看板で、アルミ枠の中にアクリル板と照明があり、夜間でも見える仕様になっていた。 落下原因は、現在調査中だというが、経年に伴うねじ穴のゆるみが原因と推定される。 看板は設置されてから40年以上経過していた。
また、2日正午過ぎに東京・池袋のビルで外壁の一部が落下し、歩いていた男性がけがをした。
JR池袋駅東口から約200mの、8階建てのビルの屋上にある看板の土台部分のコンクリートの一部が落下し、その破片が男性の足などに当たった。なお豊島区によると、これは屋外広告物ではなく、ビルの外壁扱いとなる。
【詳細や、業界関係者が分析した原因や対策は、総合報道2025年1月25日号に掲載】