【近畿大学】学生がラッピングデザインを手掛けたサカイ引越センターのPRトラックが完成

近畿大学・文芸学部芸術学科・造形芸術専攻の安起瑩(あんきよん)ゼミでグラフィックアートを学ぶ学生が、㈱サカイ引越センターとの産学連携の共同研究活動として、同社のPRトラックのラッピングデザインを手掛けた。
安ゼミは2023年12月にサカイ引越センターから依頼を受け、同社PRトラックのラッピングデザインプロジェクトを開始。2024年5月には、学生らがサカイ引越センター本社を訪問し、引越体験や社員とのディスカッションを行った。その場で、プロジェクトの目的として「近畿大学とサカイ引越センターの連携活動が分かりやすく伝わること」「インパクトのあるビジュアルで強く印象に残るようにすること」「親しみやすいデザインであること」などが共有された。
学生は、この共通認識を踏まえて、8チームに分かれてデザイン案の制作を進め、担当者へのプレゼンテーションやディスカッションを経て、最終的に14案をサカイ引越センターに提出。その後、同社関係者1115人の投票により、サカイ引越センターのコーポレートキャラクター「まごころパンダ」と「近大マグロ」を組み合わせたデザインが選ばれた。さらに、停車中のトラックを背景に写真を撮りたくなる”映えスポット”となるような仕上げを施し、「移動をエンジョイするフォトスポットトラック」と命名。ラッピングにはQRコードがプリントされており、本活動の経緯やデザイン案などが閲覧できるようになっている。