【東急】多摩産材を活用し、長原駅をリニューアル
東急㈱は、「木になるリニューアル」をコンセプトに、多摩地区で生産された多摩産材を活用した池上線長原駅の改修工事を行っている。
地上階の駅舎や東急ストア入口、改札外に新設する店舗の一部は、多摩産材を活用し、軒下空間を演出。また、地下階にある電車と駅の接点になるプラットホームは、既存躯体を利用したゲートのような意匠とした。
同事業において多摩産材を活用することで、木材が吸収している二酸化炭素約1tを固定化することができ、大気中の二酸化炭素増加を抑制。また、駅天井仕上げの工夫による廃棄物の削減など、地球環境に配慮した取り組みを実施する。
池上線沿線では、戸越銀座駅、旗の台駅に続き、池上駅でも駅舎改良工事が竣工、3月30日にはエトモ池上が開業した。今後も、沿線の魅力を生かした取り組みを継続し、同沿線の魅力を高めていくとしている。竣工は21年秋を予定。
※写真はリニューアル後のイメージ図