【YE DIGITAL、西鉄エムテック】四国初のスマートバス停の運用始まる

 ㈱YE DIGITALと、西鉄エム・テック㈱との共同開発商品「スマートバス停」が、徳島バス㈱に採用され、運用開始した。四国地方で初の採用。
 今回、スマートバス停は、徳島阿波踊り空港(徳島県板野郡)、鳴門駅(徳島県鳴門市)、南小松島駅(徳島県小松島市)、阿南駅(徳島県阿南市)の4箇所に導入。各空港・駅構内ではバス時刻表情報を掲示するほか、NECネクサソリューションズ㈱が開発したバスナビゲーションシステムとの連動を実現している。
 スマートバス停の導入は、徳島県が実施した「徳島県公共交通応援事業」の一環として実施された。
 スマートバス停は、デジタルサイネージや電子ペーパーにバスの運行時刻表、その他の告知文や広告などをリアルタイムに表示できるバス停のことで、特定の曜日や時間帯の時刻を大きく、わかりやすく表示できるなど、利用客の利便性向上に寄与する機能を備えている。また、遠隔操作やGTFS-JP連携により、時刻表作成業務の自動化や、貼り替え作業が不要となるため、バス事業者のDX推進に期待されている。

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