【JR四国】鬼北町の魅力発信で「鬼」テーマのラッピング列車運行

　JR四国は、全国の地方公共団体で唯一「鬼」の文字が入る自治体であることから「鬼のまちづくり」を推進・展開している愛媛県南予地方の鬼北町とコラボレーションすると発表。町および南予地域の魅力発信と、与土線を中心とした鉄道の利用促進を目的に、「鬼」をテーマとしたラッピング列車（愛称：「鬼列車」）の運行を行う。
　運行期間は2021年7月4日（日）から約2年間を予定している。運行開始に合わせて出発式を実施するが、新型コロナウイルス感染症の状況により、運行開始日を変更する可能性があるとしている。
　運行区間は予讃線 松山～宇和島駅間、予土線 宇和島～窪川駅間。車両はキハ32形式気動車1両をラッピングする。
　デザインは「鬼のまちづくり」のシンボルである「鬼王丸」を生かしたインパクトのあるデザイン。
　また、予土線の車内のみで体験できるAR機能を活用し、スマートフォンを窓にかざすと鬼王丸が観光ガイドを行ったり、専用席で鬼王丸と記念撮影したりできるサービスを展開する。