【NTT、電通】東京ゲームショウVR2021でVR広告の共同実証を開始

 NTTと㈱電通は、現実世界と仮想世界を融合したXR市場の拡大と社会実装に向け、VR空間における大規模イベントプラットフォームと広告事業の在り方を検討するため、東京ゲームショウVR2021(TGSVR2021)にてVR広告の共同実証を行う。 
 TGSVR2021で実証する広告体験例は次の通り。
①その場にいるような体験設計
 等身大かつリアルの3Dオブジェクトコンテンツ、所有・購入できるアバターグッズなどの体験を提供。
②臨場感あるブランド訴求
 遠くにある動画や画像を、自分の目で引き寄せて拡大閲覧できる「Grab&Play看板」でブランドを訴求。
③ユーザーが楽しめる導線設計
 会場内のキャラクターがユーザーとコミュニケーションをとることで、ユーザーに次の行動を案内するキャラクターコミュニケーション。

 NTTは、リモートが前提となる社会の実現を目指し、XRビジネスを推進しており、VR空間プラットフォーム「DOOR」を提供。電通は、グループ横断の共創型組織「XRX STUDIO」を発足し、ビジネスやライフスタイルを作り変えていく、XRトランスフォーメーションを推進している。両社のノウハウを掛け合わせることで、VR空間ならではの「体験型の広告」を提供することで、伝わりやすい形での情報を届けることが可能だとしている。
 両社は、東京ゲームショウを皮切りに、検証結果を活かしながら、XR広告モデルの成功パターンのさらなる検証を実施していくとしている。
 TGSVR2021は9月30日から10月3日まで。

空間内には案内用のキャラクターも配置

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