【国交省、日広連、関東ネ協】来年CCUS活用原則化の動き 屋外広告業関連団体も意見交換

 来年建設キャリアアップシステム(CCUS)活用が原則化する動きを見せる。国土交通省は昨年12月、「第1回建設キャリアアップシステム処遇改善推進協議会」を開催。これは「建設業社会保険推進・処遇改善連絡協議会」を改組したもの。主な議題として①CCUSの推進など処遇改善の取り組みについて、②建設業の一人親方対策の検討状況について、③建退共の電子申請方式の普及促進について、ほかを話し合った。こうした動きを受けて屋外広告関連団体でも、CCUSの能力評価制度について意見交換する動きがみられる。
 (一社)日本屋外広告業団体連合会は昨年12月8日、「第11回技術開発委員会」を開催。業界技能者の能力評価制度について意見交換した。屋外広告業界でも今後必要となる可能性があるとして同制度に登録している委員の提案により議案として取り上げ、制度内容の説明を行った。日広連が能力評価団体として関与できる余地があるかについても今後検討を重ねるという
 また、関東ネオン業協同組合は昨年12月2日、「第3回 関東ネオン業協同組合理事会」を開催。CCUSについて、関東ネ協でも報告できるよう委員会内で議論していきたい旨の発言があった。
【詳細は総合報道2月15日号に掲載】

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