【国交省】CCUS登録技能者の能力評価基準を2分野追加

 国土交通省は4月1日、建設キャリアアップシステムの建設技能者一人ひとりの技能や経験を評価し、保有資格や就業日数に応じて4段階に判定する「能力評価(技能レベル判定)」手続きに、2分野(「ウレタン断熱技能者」、「発破・破砕技能者」)を追加することを発表した。
 建設技能者の能力評価制度は、職種ごとの能力評価基準に基づき、建設キャリアアップシステムに蓄積・登録される建設技能者一人ひとりの技能や経験を客観的に評価する仕組み。同制度は、能力評価を実施しようとする専門工事業団体等が分野ごとに能力評価基準を策定し、国土交通大臣の認定を受ける必要がある。国土交通大臣から基準認定を受けた分野は、各団体によって同基準に基づき技能者の経験、知識・技能、マネジメント能力に応じて4段階で技能レベルの判定が行われるとともに、技能レベルに応じた建設キャリアアップカード(ゴールド、シルバー、ブルー、ホワイト)が技能者本人に交付される。
 このたび、2分野(「ウレタン断熱技能者」((一社)日本ウレタン断熱協会)、「発破・破砕技能者」((一社)日本発破・破砕協会))で、能力評価基準を策定し、追加されることになった。 

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