【京都市】京都らしい夜間景観づくりのための指針を策定

 京都市は4月18日、「京都のあかり 京都らしい夜間景観づくりのための指針」を策定したことを発表した。
 同市は、新景観政策10年を機に「新景観政策の更なる進化」を実施。都市での暮らしや営みを生き生きとしたものとし、新たな価値を創造していくこと推進する取り組みの一環として、京都ならではの魅力的な夜間景観を進めている。
 同指針には照明の基礎知識や要素別の照明手法、地域特性ごとのケーススタディーなど様々なヒントを掲載。建築を設計する場合に指針を参照することを促している。
 特に要素別の照明手法では屋外広告物についても触れ、ポイントとして①周辺環境に適した色温度の光源の使用すること、②適切な明るさで眩しくないこと、③照明器具の取付位置と照射方向が適切であることを挙げ、事例写真を交えて説明。また、京都市屋外広告物条例上の看板照明の規制では、照明装置の設置不可の例を、図を用いて解説している。
 同指針は市のWebサイトで公開。また景観政策課窓口や情報公開コーナー、(公財)京都市景観・まちづくりセンターなどで配布している。
URL:https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000296747.html

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