北九州市営駐車場で看板落下、当日は強風注意報発令
6月5日、北九州市内で、駐車場屋上看板の一部が落下した。けが人および駐車車両への物損は無かった。
同日午後3時45分ごろ、小倉北区古船場町にある市営天神島駐車場で、市民から「強風で看板が剝げかけ、脱落しそう」との一報があり、指定管理者が状況を確認するとともに、安全確保を実施。その直後、強風にあおられて、看板が落下した。
落下したのは、H2000×W900mm、1枚当たり約6kgの看板5枚。鉄ベースの外枠に複数の金具で固定されていた鉄製看板。取り付け時期は不明だが、1981年、立体駐車場部分が建設されており、それ以降の設置とみられる。
当日、北九州地方には強風注意報が発令されていた。市は、強風にあおられて看板が落下した可能性が高いとみている。
飛んだのは中央から向かって左側付近の部分で、ここから左の看板は当日撤去。残った9枚の看板についても近く撤去するため、日程調整している(6月7日時点)。
当該看板は5月中旬の駐車場の指定管理者による目視点検で異常は無かったという。
今回の看板落下を受け、同駐車場を含めた市内4カ所の市営駐車場についても、それぞれの管理者が目視で緊急点検を実施。異状は無かったと発表している。
詳細や専門家への取材内容は総合報道2022年6月15日号に掲載予定。