【宮広美】広告景観タウンミーティング 学生や町内会から40人参加
宮城県屋外広告美術協同組合(宮広美)は10月21日、仙台市泉区の泉区中央市民センターおよび周辺エリアで、「第9回宮城・広告景観タウンミーティング」を開催。組合員や各行政団体、町内会、宮城県立仙台高等技術専門校(仙台高技専)の学生など約40人が参加した。
当日は3チームに分かれ、看板点検見回りに出発。一見きれいなサインでも、デザインの観点からかビス留めされておらず安全面に不安があるものや、倒れかけたため急ぎ控えを取ったとみられる木の看板を発見した。また、さびが進行していた看板を見ていた参加者に対して、「早急に撤去する」と店舗オーナーが慌てて伝えにくる場面もあった。
見回りが終わると会場に戻り、グループミーティングを行い意見交換、事例を発表した。参加した学生からは、「思いのほか腐食や劣化、違反看板が多かった」、「学校にいるだけでは学ぶことができない、実際のさびの進行具合や劣化したシートを見られて良い経験になった」、「看板の規制や点検について普段から広めていきたい」などの意見が寄せられた。
見回りで見つけた「危険(要撤去)」、「要早期修理」、「要点検」の看板は3チーム合わせて40カ所。後日各行政団体に報告書を提出するという。
詳細は新聞「総合報道」2022年11月15日号に掲載。