【ブログウォッチャー】テレビCM×交通広告のクロスメディア効果を測定する独自サービスの提供を開始

 ㈱ブログウォッチャーは、位置情報データプラットフォーム「プロファイルパスポート」でユーザーから許諾を得た位置情報データを㈱Data Chemistry(データ・ケミストリー)に連携。データ・ケミストリーはインターネットに接続された数百万台のテレビから得られるテレビ視聴ログデータや、ブログウォッチャーの連携する2500万MAUの位置情報データなどを用い、交通広告(電車内広告)接触後の顧客来店、WEBサイトへの流入やテレビCMと電車内広告の重複接触における広告効果を測定するサービスを開発し、『トレインクロス』として新たに提供を開始した。
 従来、OOH(交通・屋外広告)はアンケートなどを中心とした記憶に頼るケースが多く、計測が難しいとされていた。新サービスにより、生活者の移動を測定する位置情報データとテレビCM接触ログを連携し、交通広告を含むクロスメディアによる「生活者の行動」への影響や効果を可視化できるのが特長だ。効果測定例は、「電車内広告に接触した人は実際に店舗や施設に来訪する確率が高いのか」、「テレビCMに接触した人は来訪確率が高いのか」、「両方に接触した場合、より来店・来訪するのか」。
 実証実験として、分析対象:都市型店舗業態 テレビCM・電車内広告・WEB広告の単体と組み合わせによる店舗来店、自社サイト訪問への効果。結果より得られた知見として、「来店率」はTV+電車+WEBの3つで接触した場合が最も高い。また、WEBとの相互連携が来店に寄与していることが読み取れる一方、「サイト訪問率」については「電車+WEB」の効果が最も高かった。

 対応媒体は下記の通り。
・テレビCM(地上波/BS/CS)
・電車内広告(電車内デジタルサイネージのCM動画や中づり広告など)=今後順次拡大予定
・駅広告
・デジタル広告(TVerなど)

(表は来店率の実証実験データ)

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