【板橋区】上板橋駅を「絵本のまち板橋」オリジナルデザインでラッピング 司産業&3Mが協力
板橋区は3月27日、東武東上線上板橋駅構内の一部に、「絵本のまち板橋」オリジナルデザインのラッピングを施した。
同区は「絵本のまち板橋」を、区のブランドとして展開し、発信する。今回の取り組みは、区立中央図書館の位置する上板橋を「絵本のまち」の中心地として盛り上げるため、東武鉄道㈱の協力により実現したもの。
デザインは、これまで区のイベント「ボローニャブックフェア in いたばし 世界の絵本展」や板橋区民まつりの「絵本のまちひろば」などのデザインを手掛けたイラストレーター・オオノ・マユミ氏に依頼。可愛らしい動物や、区立美術館・中央図書館など絵本のまちになじみのある施設のイラストが描かれている。
ラッピングの施工と素材は、区内事業者で「いたばし人と未来を創る会社賞2023」を受賞した司産業㈱が施工し、スリーエム ジャパン㈱(3M)が材料を無償で提供・協力した。 今回は司産業の浅野衣理奈社長に話を聞いた。
同事業に携わったきっかけ
「新型コロナを機に企業として行政、地場を大切にしたいと考え、関わりを密にしたいと考えた。当社は働き方改革やSDGsに注力し『いたばし人と未来を創る会社賞2023』など様々な賞に応募し、受賞した。こうした表彰をきっかけに、区とのつながりができていった」
ラッピング案が採用になった経緯は
「3Mから新製品“3M エンビジョン プリントフィルム”を紹介された。これは47%がバイオベース素材から作られた環境配慮型製品。板橋区は『SDGs未来都市』に選定されるなど、取り組みに注力している自治体。環境にやさしい製品を用い、中央図書館の導線上である上板橋駅にラッピングするという案を当社と3Mでプレゼンし、共感を得て採用になった。…
【取材内容の詳細は総合報道2024年5月15日号に掲載しています】