佐賀駅でワイヤー落下 経年劣化が原因か

 6月11日の午後3時ごろ、JR佐賀駅(佐賀県佐賀市駅前中央1丁目)のホーム上で、つり下げ看板を固定しているワイヤー1本が落下し、ホームのベンチに置かれているのをJR九州の社員が発見した。けが人はなかった。
 落下したのは長さ2.5m、重さ約100gのステンレス製のワイヤー。高さ約4.2mの位置に取り付けた振れ止めワイヤー8本のうち1本が外れていた。なお看板自体は鉄製のパイプで固定しており、ワイヤーが外れても落下の危険性はないものだった。看板は1988年12月に設置されたもの。
 落下原因は、経年劣化により金具が緩んだとみられている。看板は年1回目視および触診による点検を実施し、昨年12月26日に確認した際は、異常はなかった。
 JR九州エージェンシーは当日中、8本全てのワイヤーを新しい物に交換した。

詳しい取材内容は総合報道2024年7月5日号に掲載

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