【厚労省】全国安全週間スローガン決まる

 厚生労働省は3月、全国安全週間のスローガンを公表した。今年度は「持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場」全国安全週間は今年で94回目。労働災害を防止するために産業界での自主的な活動の推進と、職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的としている。
 労働災害による死亡者数は3年連続で過去最少を記録している一方、休業4日以上の労働災害による死傷者数は増加傾向。高齢者の労働災害、転倒災害や「動作の反動・無理な動作」による労働災害が年々増えていることに加え、新型コロナウイルス感染症の罹患による労働災害の増加により、平成14年以降で最多となる見込み。
 同省では、7月1日(木)から7日(水)までを「全国安全週間」、6月1日(火)から30日(水)までを準備期間として、各職場における巡視やスローガンの掲示、労働安全に関する講習会の開催など取り組んでいく。
全国安全週間実施要項

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