【国交省】CCUS登録技能者の技能レベル判定手続きを再開
国土交通省は9月1日、6月16日から停止していた建設キャリアアップシステム(CCUS)登録技能者の能力評価(技能レベル判定)手続きを再開した。
CCUSは、建設技能者一人一人の技能や経験を評価し、保有資格や就業日数に応じて4段階に技能レベル判定し、蓄積・登録されるシステム。評価は各専門工事業団体などが策定した職種ごとの能力評価基準に基づき実施。技能者本人には、技能レベルに応じた建設キャリアアップカードが交付される。
これまでレベル判定は、CCUSとは別の「レベル判定システム」で運用。登録技能者への2つのシステムで申請手続が生じる二重負担感が課題になっており、CCUSへのワンストップ化を目指すため6月に停止していた。
このほど、ワンストップ化までの暫定的な運用として各能力評価実施団体による技能レベル判定手続きを再開。ワンストップ化については引き続き検討を進める。
なお、各能力評価実施団体において、手続きの開始時期が異なるため、各団体ホームページなどで確認の必要がある。造園、配管、グラウト、硝子は、現在再開に向けて検討中。
能力評価実施団体による能力評価(レベル判定)手続き開始一覧
https://www.mlit.go.jp/common/001421254.pdf