【戸田建設】現代アート作品公募プロジェクトの優秀作品発表。建設現場仮囲いに設置

 戸田建設㈱は、若手アーティストを支援する目的で始めた現代アート作品公募プロジェクト「KYOBASHI ART WALL」の第1回優秀作品および奨励作品を決定、同社が現在工事を進めている新本社ビル「(仮称)新TODA BUILDING」(以下、新TODAビル)の建設現場仮囲いに2月21日から展示した。展示期間は来年11月までの予定だという。
 第1回公募企画は、2021年11月1日から12月24日まで作品募集を行い、国内外から総数222点の応募が寄せられた。厳正な審査の結果、優秀作品2点および奨励作品2点の入選が決定。優秀作品は、仮囲いでの掲出展示に加え、同社が賞金25万円で買い取るほか、8~9月には東京・中央区京橋にあるギャラリー「四季彩舎」で優秀作家の展覧会開催も予定している。
 「KYOBASHI ART WALL」は新TODAビルの2024年オープンに向け、半年に一度、全4回にわたって作品を募集、優秀作品を各回2作品(合計8点)を選出するもの。優秀作品は同ビル建設現場の仮囲いに掲出するほか、東京・京橋の各所で展開、京橋発の新進アーティストを発掘、作品発表の場の提供するのが目的だ。なお、第1回目は現代アートプロジェクト「TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI」との共催で実施された。

関連記事一覧