【和光】3.11に「未来への希望の鐘」 特別なウインドウディスプレイも実施
㈱和光の運営する銀座・和光本館のショーウインドウでは、3月7日~13日㈰に特別なウインドウディスプレイを実施している。
今回のテーマは「スマイル」。和光の時計塔が90年を迎えることにちなんで、90枚の円盤がウインドウを飾る。円盤には被災地の東北3県の人たちの笑顔の写真、もう片面にはルイス・メンドさんによるスマイルマークのイラストが描かれ、緩やかに回転する。円盤を彩るグリーン、イエロー、ピンクの3色は、岩手、宮城、福島の3県をイメージしたテーマカラー。多様性を思い描いて、グラデーションでつないだ。
また、上記期間の8時~22時、毎時0分にナット・キング・コールの「SMILE(スマイル)」、毎時30分にはマイケル・ジャクソンによる「SMILE(スマイル)」が流れ、曲が流れる間は90枚の円盤が一斉に回転し、独自の世界観を演出する。
和光では2012年から時計塔に半旗を掲げ、震災の犠牲になった人々への哀悼の意を込めた鐘を鳴らしてきた。11年目となる今年も実施する。3月11日14時46分には、1分間の黙とうの目安となる11回と2回の時打ちの鐘の後、音楽家、アーティスト・蓮沼執太(はすぬま・しゅうた)さんが、SNSで世界各地の鐘の音を募り、それらを基に新たに制作した「未来への希望の鐘」(作曲:蓮沼執太)を鳴らす。その後、ウインドウ周辺にはナット・キング・コールが歌う「SMILE(スマイル)」が流れる。