【全国道の駅連絡会】全国の「道の駅LOVEWalkerビジョン」の試験運用を4月22日から開始

 (一社)全国道の駅連絡会は、「道の駅の日」である4月22日(金)から、KADOKAWAグループの㈱角川アスキー総合研究所との共同事業として、全国の道の駅に設置されている大型LEDサイネージや液晶ディスプレイに地域の防災情報や企業などの広告、各種のコンテンツを全国一斉にネットで配信するサービス「道の駅 LOVEWalker ビジョン」の試験運用を開始する。
 同連絡会はこれまで、特定賛助会員企業のLDjapan㈱と共同で全国12の道の駅に100~200インチの大型LEDサイネージを設置、災害の発生時における緊急情報の発信など防災機能を提供するとともに、地域の観光情報や地元企業の広告の放映など、サイネージを活用した道の駅の活性化と収益事業化の実証実験を行ってきた。その結果、地域に限定した運営ではコンテンツに量的な不足が生じる一方、全国展開を行う企業や団体からは道の駅の利用者に対し一斉に情報発信を行うことへのニーズがあることが判明した。
 今回の試験運用は地域発のコンテンツと時間帯を分けて放映。道の駅の利用者へのサービス向上と広告収入による道の駅の新たなる収益源の創出を目指すもので、今後も連携する道の駅の数を拡大する計画。ビジョンは平日・休日ともに朝から夕方までの時間帯に地域枠と入れ替わり全8回を放映、放映コンテンツ、地域防災情報や企業・団体の広告、KADOKAWAグループが提供する各種コンテンツで構成している。

(写真は道の駅「北はりまエコミュージアム」=兵庫県西脇市)

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