【日本交通文化協会】えちぜん鉄道福井駅改札口横に大型ステンドグラスのパブリックアートを設置が決定
(公財)日本交通文化協会、えちぜん鉄道㈱は、えちぜん鉄道福井駅改札口横に大型ステンドグラスのパブリックアートを設置する。同協会が企画・制作するパブリックアートの555作品目で、(一財)日本宝くじ協会の「社会貢献広報事業」の助成を受けて設置される。
今回は、駅の新たなシンボルとなるステンドグラスのタイトルは「ジュラシックえちぜん」。福井県で発掘された「フクイティタン」「フクイラプトル」などをはじめとする恐竜たち、人気観光地の「永平寺」「東尋坊」、福井県のマスコットキャラクター「はぴりゅう」、えちぜん鉄道とアテンダントなど福井県を代表する風物風景が鮮やかな蒼空を背景に大胆な構図と豊かな色彩で描かれ、観る人を圧倒する絵柄となっている。
作品の原画は、人類最古の壁画技法であるアフレスコ画を極めた洋画家の大家で文化勲章受章者の絹谷幸二氏が、福井県の取材も含めて2カ月かけて描き下ろした。現在、この原画をもとに静岡県熱海市の「クレアーレ熱海ゆがわら工房」のステンドグラス職人が作品の製作を進めており、来年3月に完成披露除幕式を開催する予定。
大型ステンドグラス「ジュラシックえちぜん」作品概要は下記の通り。
■事業の目的/①洋画家・絹谷幸二氏が描き下ろした原画をもとにしたステンドグラス作品により、パブリックアートの普及を促進、②パブリックアートを通じて気軽に芸術に慣れ親しむことで、人々の心に潤いを与え元気づける空間を創出、③駅利用者に福井県を印象づける作品を設置することにより、地域の活性化や観光振興に貢献
■設置場所/えちぜん鉄道福井駅改札口横
■規模/縦約2.8m×横約7.1m
■原画・監修/絹谷幸二氏
■作品タイトル/「ジュラシックえちぜん」
■ステンドグラス製作/クレアーレ熱海ゆがわら工房(静岡県熱海市泉230-1)
(写真は「ジュラシックえちぜん」の原画)