【みちのくコカ・コーラボトリング】売上金の一部が桜の保全につながるラッピング自販機を設置
みちのくコカ・コーラボトリング㈱は、岩手県北上市と協働で、「展勝地さくら並木支援自動販売機」を同市役所敷地内に設置した。自動販売機には展勝地の桜並木が描かれたラッピングが施されている。
昨年開園から100周年を迎えた展勝地では、桜並木の老齢化による樹勢衰退が進んでいた。支援自動販売機は「展勝地桜並木保全事業」として長寿命化に取り組む、北上市を支援する目的で同社が設置した。売上金の一部は、支援金として展勝地桜並木保全事業(樹木管理、土壌改良等)に活用される。
「ソメイヨシノは寿命が70年とも言われており、今後は未知の領域に入ってくる。これを維持していくためには、様々な手間や費用を要していくことになると考えている。今回の支援は、ありがたく、市として、桜並木の維持に尽力していく」(髙橋敏彦市長)
「日本の桜は、世界中から『素晴らしい』、『一度見てみたい』という声があります。今回の支援自動販売機は、その日本においても有数の桜名所である展勝地を、後世に引き継いで欲しいという思いを込めて設置した。今後もさらなる観光名所として、より多くの方に訪れていただきたいと思う。当社も地元企業として、引き続き地域貢献に参画していきたい」(谷村広和代表取締役社長 )