【乃村工藝社ほか】静岡市がPFI事業として計画する「（仮称）静岡市海洋・ 地球総合ミュージアム整備運営事業」の落札者に選定

　㈱乃村⼯藝社を代表企業とするグループは、静岡市がPFI事業として計画する「（仮称）静岡市海洋・地球総合ミュージアム整備運営事業」の落札者として選定。特別⽬的会社「㈱静岡海洋⽂化ネットワーク」を設⽴し、2⽉20⽇に市議会の承認をえて、静岡市と事業契約（本契約）を締結した。
　同事業は、静岡市清⽔港のクルーズ客船ターミナルに隣接した⽤地に⽔族館機能と博物館機能を併せ持つ清⽔でしか実現できない「海洋・地球に関する総合ミュージアム」を新たに建設する計画で26年4⽉の供⽤開始を⽬指す。乃村⼯藝社は同事業において初めてPFI事業の代表企業として参画し、展⽰制作および運営業務を担う。
　事業のコンセプトは『駿河湾とつながるみんなのキャンパス』。⽇本⼀深い湾である「駿河湾」とつながる多様な⽣命や⼈々との出会いを通じて、地球環境と海洋、⼈のつながりを探究する楽しさを伝えていく。同施設を中核としてJAMSTECや東海⼤学をはじめ海洋に関わる様々な⼈々が参画し、調査研究・交流・創造・発信といった事業活動を行う予定。

　（仮称）静岡市海洋・地球総合ミュージアム施設・事業概要は下記の通り。
予定所在地：静岡市清⽔区⽇の出町32番、36番の2、3、4、5
主な展⽰内容（予定）：「駿河湾沖合⼤⽔槽（⽔量1700ｔ）」、「⽔族エリア（陸⽔・沿岸・浅海・深海）」、「オープンバック
ヤード」、「海洋と地球のディスカバリーラボ」など
階数：構造5階／RC造⼀部S造
フロア構成：1階︓エントランスロビー／2,3階︓駿河湾沖⼤⽔槽、カフェ、ミュージアムショップ、ライブラリー4階︓オープンバックヤード、陸⽔・沿岸・浅海・深海⽔槽／5階︓屋上展望ロビー
事業期間整備期間︓23年2⽉~26年2⽉、運営期間︓26年4月～41年3⽉（15年間）

（写真は建設予定地イメージ外観イメージ）