【東京クリエイティブサロン銀座エリア実行委員会】集客・回遊を促す13カ所のインスタレーション作品を3月17日から公開
東京クリエイティブサロン銀座エリア実行委員会は、ファッション&デザインの祭典『TOKYO CREATIVE SALON 2023』の銀座エリアコンテンツとして、空き店舗や工事仮囲いといった未利用資源を令和の「銀ブラ」フォトスポットに変化させ、集客・回遊を促す計13ヶ所のインスタレーション作品「GINZA POET-GRAPHY」を3月17日~31日まで公開している。
新型コロナウイルスの影響によって全国各地域で空き家や空き店舗の増加が加速。未利用の不動産ストックがランダムに発生する「都市のスポンジ化」が顕在化している。こうした空き地を貴重な地域資源としてとらえ、いかに再生・活用していくかは地域活性化の上で大きな課題とされ、日本を代表する街である銀座も空き店舗に加え、老朽化等のために建て替え工事中の建造物が数多く存在し、都市空間で最も価値のある土地スペースが未利用資源になっていた。
そこでコロナ禍が収束しつつある今、東京クリエイティブサロンの一環としてこのような未利用資源を観光資源化し、銀座を新たな集客・回遊のモデルケースとするべく企画したのが「GINZA POET-GRAPHY」。銀座エリア13カ所に展開されるインスタレーション作品は、これまで利用が難しかった空き店舗の壁や工事仮囲いといった未利用資源にそれぞれ異なるグラフィックデザイン的現代詩を掲出することで、令和の「銀ブラ」フォトスポットとして新たな集客・回遊装置にトランスフォーメーションしたもの。
(写真は松屋銀座)