【丹青社ほか】会議室をカーボン・オフセットルームとしてリニューアル
㈱丹青社と㈱point 0は6月7日、カーボンニュートラルの実現に向け、point 0が運営する会員型コワーキングスペース「point 0 marunouchi」の会議室改装において、排出されるCO2(10t)のカーボン・オフセットを実施した旨を発表した。
改装にあたり、両社はオフィス空間づくりにおけるカーボンニュートラルの実現を目指し、CO2排出量の少ない内装材、家具を採用したほか、空間づくりで生じる廃棄物をリサイクルによって減らすことで、CO2排出量の削減を進めた。
また、ダイキン工業㈱が提供する、IoTを活用した空調管理システム「DK-CONNECT」を導入し、空調の運転状況を見える化し、空調の効率的な運転を行うことで施設運営において発生するCO2排出量の削減にも貢献。加えて、会議室改装に伴うCO2排出量に基づき、J-クレジット制度を活用したオフセットを実施した。
なお、室内の家具には、この部屋のコンセプト「見えない“何か”のカタチ」に合わせてデザインしたFSC認証規格に適合する家具として、「サイドテーブル」および「コートハンガー」を設置。「カーボンニュートラル」という実際に目には見えない課題の解決に向けて、空間のインテリアやプロダクトという目に見えるものを通して施設利用者の環境意識向上および情報発信・共有の場として活用するという。