【富士工業】東京タワーのメインデッキ1階天井に自在成形パネル「さざ波」が採用、トップデッキゲートのサインも製作
富士工業㈱の特殊金属加工スペシャリストチーム「Demold」は11月12日、先月リニューアルオープンした東京タワーのトップデッキに繋がるメインデッキ1階天井に自在成形パネル「さざ波(写真左)」が採用されたこと、トップデッキゲートのサイン(写真右)を手掛けたことを発表した。
地上250メートルのトップデッキに向かうメインデッキ1階の天井を彩る「さざ波」パネルは、穏やかな水面の揺らぎを表現しており、この繊細な装飾が、トップデッキに訪れる人々をさらに落ち着いた和の空間へと誘う。さらに、今回採用された「さざ波」パネルは、通常のステンレス材とは違い、軽量の鏡面アルミ材での特殊意匠を実現しているため重量制限がある天井装飾にも適しており、デザインと施工面での柔軟性も高く評価された。
また、トップデッキの入口で顧客を迎えるサインは、東京タワーのシルエットを「さざ波」パネルが囲う形状を採用。このデザインには、かつて東京タワーが立つ場所にあった社交場・紅葉館の象徴である紅葉があしらわれており、数々のお客様をおもてなしした精神は東京タワーにも引き継がれているという。