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【ミマキエンジニアリング】印刷脱色技術を実用し、ロフトのグリーンプロジェクトでタペストリーのアップサイクルを実現

 ㈱ミマキエンジニアリングは11月14日、印刷済みの生地から染料を脱色し、その再利用を可能とする同社の「ネオクロマト・プロセス」の試験運用により、㈱ロフトの「ロフト グリーンプロジェクト」において、店舗装飾用タペストリーの資源再利用に全面協力したことを発表した。
 商業施設・店舗のイベントやキャンペーンのタペストリー(のぼり旗・懸垂幕など布製の広告表示物)の多くはデザインが印刷されたポリエステルの布地が使用され、その使用後は主に焼却や埋立て処分されている。様々な業界の店舗で短期間の使用後に処分されるタペストリーをミマキエンジニアリングの最新の技術でデザインを布地から脱色し、何度もデザインを変えて使用することで、布地の廃棄削減によるCO2排出量の低減に貢献するという。
 脱色された布地は各地のタペストリー制作事業様で再印刷ができるため、ローカルエリア内での循環再利用を可能とし、繊維製品のアップサイクルを実現。今回制作した循環使用タペストリーは、ロフトの各店頭で使用されたものを、㈱BP Labが運営する繊維循環プラットフォーム「BIOLOGIC LOOP(ビオロジック ループ)」の協力のもと、ネオクロマト・プロセスにて脱色・新しいデザインを印刷して再利用という循環利用トライアルを実施した。

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