【博展】サスティナビリティについて考えるウィンドウアートを設置

 ㈱博展は、㈱資生堂とともに資生堂銀座オフィスのウィンドウアートを起点にサステナビリティな社会について考えるプロジェクトを展開。プロジェクトは「持続的な社会とは何か」について、銀座にある身近な生態の循環に目を向けることで、未来へのヒントを見つけていくことを趣旨としている。年間を通して「前期」「中期」「後期」の3つのフェーズで実施していく。
 現在は、【前期】の「銀座生態図 GINZA ASSEMBLAGE MAP」を展示し、フィールドワークや生態調査を通じて発見した銀座に生息する植物(街路樹/野良花等)や生物に着目。今回のウィンドウアートでは実際に街で採集した植物や花を転写・ドライ化し、葉脈の特徴を浮かび上がらせたほか、バードカービングによる鳥の彫刻や、街で発見した植物の生え方など様々なクラフトワークを組み合わせ、生きているかのような姿を展示している。
 また、銀座界隈の72区画を設定し、一つひとつの展示に採取した場所や、銀座の歴史との関係などを掛け合わせて表現し、銀座の様々なストーリーも知ることができる。背面にはウィンドウ制作のベースとなったフィールドワークのリサーチフォトや生態調査資料、製作過程で検証した植物の染め和紙、採集した樹木や花の小瓶などを自由に手に取り観察できる。

【前期】展示期間:2021年4月~8月下旬。展示場所:資生堂 銀座オフィス(東京都中央区銀座7-5-5)
動画URL:https://vimeo.com/566947519

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