【YE DIGITALほか】「スマートバス停」の省電力モデルの実証実験を3月15日から開始

㈱YE DIGITAL(以下YEデジタル)、西鉄エム・テック㈱、㈱産業経済新聞社、㈱YONDEの4社は5事業者を対象に東京、仙台を含む主に東日本エリアで、「スマートバス停」省電力モデルの実証実験第2弾を3月15日より一斉に開始した。
 この実証実験は、コロナ禍でダイヤ改正などの業務量が増加するバス事業者の時刻表張替え作業など、バス停管理業務の負荷削減効果やお客様の利便性向上の検証を行うもの。国内に50万基以上あるといわれる路線バスのバス停のうち、約80%(YEデジタル調べ)は電源供給されていない。バス停管理業務の負荷削減を行うには無給電バス停のスマート化が必要のため、電源供給なしで稼働できるスマートバス停「楽々モデル」で検証するほか、バス停のスマート化運用維持のためのビジネスモデルの検証も実施するという。
 第1弾の実証実験は昨年12月から約3カ月間、主に西日本エリアで5事業者を対象に実施し、その結果、コロナ禍でダイヤ改正が頻発するエアポート線や時刻表の張替えに行きづらい場所でスマートバス停の効果が発揮できることを確認した。第2弾は3月15日からおよそ3カ月間を予定。
 対象事業者および設置場所は次の通り。京王バス㈱:「浄水場前」バス停(東京都多摩市桜ケ丘1丁目)、京成トランジットバス㈱:「塩浜車庫」(千葉県市川市塩浜2丁目)、神姫バス㈱:「アクリエひめじ」バス停(姫路市神屋町=4月より設置)、東武バスセントラル㈱:「かっぱ橋道具街入口」バス停(東京都台東区千束1-9)、宮城交通㈱:「泉ヶ丘南」バス停(仙台市泉区泉ケ丘2-5)

(写真は京王バスの「浄水場前」バス停)

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